人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【菅野智之、石川遼】今しかできないことをする

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読売ジャイアンツ菅野智之投手。 入団から3年連続で2桁勝利をマーク。2014年にはセ・リーグMVPに輝くなど、今や完全に”巨人のエース”に成長したと言っていい。

東海大相模高校では甲子園出場はならなかったものの、進学した東海大学で頭角を現した。”原辰徳さんの甥”ということもあり、巨人との相思相愛は周知の事実だったが、2011年のドラフト会議では日本ハムが強行指名し、交渉権を獲得(この瞬間、会場から拍手が沸き起こったことを覚えている)。菅野選手は”巨人愛”を貫き入団を拒否、一年間の浪人生活を選択した。

規定により試合に出ることが許されず、目先の目標は何もない状態。その分、時間だけはあった浪人時代に、毎朝メジャーリーグの試合をテレビ観戦して学んだ投球術が、今すごく活かされてるそうだ。また、「前から登ってみたいと思っていた」という富士登山にも挑戦。もしプロ入りしていれば、引退するまで登山はNGだったはず。浪人中だったからこそ、日本一の頂に立つことができた。

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今年、プロ9年目を迎えた男子ゴルフの石川遼選手。3月2日に中学校の同級生との結婚を発表。今季の活躍が期待されていたが、腰を痛めて現在は国内でリハビリを続けている。

そんな石川選手は4月1日に公式ブログを更新。「(本日開幕する)国内男子ツアーの『東建ホームメイトカップ』のテレビ中継で解説者を務めることになった」と発表したのだ。実績のある選手が引退後に放送席に座る、というのはどの競技でもよくあることだが、石川選手はまだ現役だ。投稿日がエイプリルフールだったこともあり、怪しいと思ったのだけど、どうやら本当の話らしい。

なんでも、人気が低迷している国内ツアーの現状に危機感を感じていて、ケガで試合に出られない今だからこそ、「自分なりの観点から、ゴルフの魅力をお茶の間のみなさんに伝えたい」と思ったのだそうだ。

私事だが、大学時代に体育会で部活をしていて、7月と8月は毎週のように県の強化合宿があった。大学2~4年まではこれに参加したのだけど、大学1年のときだけメンバーに選ばれず(選考会でやらかしてしまったのだ!)、ぽっかり暇になった夏休みを利用して運転免許を取った。社会人になってから教習所に通うのは大変だっただろうし、当時は不本意だったけど、今はこれでよかったと思っている。

時として訪れる人生の回り道をどう過ごすか。これによって未来は変わってくるのだと思う。ストレートにプロ入りする、解説者ではなく選手として試合に出る、4年連続で強化合宿のメンバーに選ばれる。これらの叶わなかったことを嘆いても仕方がない。叶わなかったからこそ与えられた時間を利用して、「今しかできないことをしよう」と思える人には、きっと明るい未来が待っているはず。そう信じたい!