人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【キンタロー、速水もこみち】趣味は世界を広げてくれる

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AKB48前田敦子さんのモノマネで大ブレイクした、お笑いタレントのキンタローさん。衣装や髪型などの見た目や、しゃべり方を似せることがモノマネのコツだそうだが、キンタローさんが人気者になったのはこれらに加えて、「ダンスのうまさ」があったことが大きかったように思う。

それもそのはず、キンタローさんは大学時代に競技ダンス部に所属していて、社交ダンスの全国大会で第4位になったことがあるのだ。芸人になる前は、社交ダンスの講師として活動していたこともあった。あまりにもキレや勢いがいいので、『フライングゲット』のイントロが流れて登場するだけで笑えるし、スピーディーな動きは見ていて気持ちがいい。

TBSの『中居正広の金曜日のスマたちへ』の社交ダンス企画では、同局の山本匠晃アナとペアを組み、”社交ダンス界の最高峰”であるA級昇格を果たした。この快挙に社交ダンス業界も大注目。ダンス雑誌の表紙を飾るなど、単なる番組の企画では収まらない状態になってきた。

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俳優の速水もこみちさん。2011年にスタートした日本テレビ『ZIP!』内の料理コーナー『MOCO'S キッチン』が大人気となり、番組で紹介したレシピを集めた本が、グルマン世界料理本大賞(=食のアカデミー賞と言われている)の日本料理部門でグランプリを受賞した。

速水さんはオリーブオイルを多く使うことで有名で、オリジナルの『MOCO’S キッチン エキストラヴァージンオリーブオイル』(なんと5250円!)を発売。また、エプロンやフライパンなど調理器具のプロデュースもしていて、レシピ本と合わせて料理関連だけで数億円の収入があるそうだ。「速水もこみち=料理上手」というイメージが定着した最近では、出演するドラマで料理シーンが用意されることも多くなってきた。

今、”パラレルキャリア”という生き方が注目されている。これはピーター・ドラッカーが提唱した概念で、「本業とは別の肩書き(名刺)を持つことで、本業との相乗効果が生まれて、人生が楽しく豊かになる」というもの。キンタローさんはお笑い芸人、速水さんは俳優だが、これに「社交ダンサー」「料理人」という肩書きが加わることで、本業との相乗効果(=仕事の幅の広がり)が生まれているのだ。特に二人の場合は腕前が実証済みで、もはや芸能人の余芸の領域を超えている。本業以外で突出した武器を持っている人は強い。

「普段は会社員だけど、一歩離れればオレは**だ!というひとつ別の世界があるだけで、人生はずいぶん変わってくる」(村上春樹
「趣味とは、自分探し。自分ができることの可能性を探ることである」(秋元康

今すぐにプロ級の趣味や特技を手に入れるのは難しくても、”別の世界を持つこと”は気分転換やストレス解消になるし、”自分の可能性を探ること”は本業がダメになったときのリスク回避にもつながる。現在、好きでやっている趣味がいくつかあるのだが、どれか一つをもっともっと極めて、「2枚目の名刺」に昇格させたいと思っている。がんばろう、自分!