人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【伊藤みどり、セブンカフェ】成功するまで挑戦する

f:id:skipp-beat:20160123135236j:plain


1992年アルベールビル五輪女子フィギュアスケート女子シングル銀メダリスト、伊藤みどりさん。高さとスピードのあるジャンプで、”ジャンプの申し子”と呼ばれ、1989年の世界選手権で女子では世界初のトリプルアクセルを公式に成功させて優勝。2004年には日本人初の世界フィギュアスケート殿堂入りを果たした。

そんな伊藤さんのキャリアの中で一番印象に残っているのは、なんと言ってもアルベールビル五輪のフリーである。冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、体力的にきつくなる演技終盤に再挑戦。見事に成功し、銀メダルを引き寄せた。二度目も転倒ならメダルを逃していたかもしれないのに、「点数や順位よりも、オリンピックでどうしてもトリプルアクセルを跳びたかった」と果敢に挑んだ姿に、伊藤さんの”生き様”が詰まっていたように思う。

久しぶりに昔の映像を見てみたのだが、伊藤さんのジャンプの高さやスピードは本当に別格、一人だけ異次元である。演技中に、勢い余ってカメラマン席に飛び込むなんて、他の選手では考えられない。こんなにすごい跳躍力を持ったスケーターは、今後も出てこないような気がする。

f:id:skipp-beat:20160123135314j:plain


私事だが、「セブンカフェ」が大好きで、毎日のように飲んでいる。たった100円で美味しいコーヒーを味わえるなんて、小さくても確かな幸せを感じずにはいられない。

セブン-イレブンの淹れたてコーヒーは、30年前から店頭で販売していた歴史のある商品なのだが、①サイフォンで作りおき(マニュアル通りに実行できなかった)→②ドリップ方式の導入(異臭が店内に漂った)→③カートリッジ方式の導入(粉末で風味が飛んで味が悪かった)→④「バリスターズカフェ」の立ち上げ(万人向きではなかった)と、失敗→検証を何度も繰り返してきた。そして、5度目の挑戦「セブンカフェ」でようやく成功したのだ。

「機械から入ってしまって、お客様の嗜好がおざなりになっていた」という反省を踏まえて、多くの客が支持した味を再現することに重きを置いた。豆の配合や焙煎具合を考え直し、マシンの修正に取り組んだ結果、今では年間売上高850億円の大ヒット商品となった。

「思い通りに行かなくても、最後まで希望を捨てちゃいかん…あきらめたらそこで試合終了だよ」「失敗ではない。うまくいかない方法を見つけただけだ」


スラムダンク安西先生と、トーマス・エジソンの名言である。伊藤さんもセブンカフェも、何度失敗しても諦めずに挑戦し続けることで結果を残してきた。「諦めが肝心」なんて言ってたら欲しいものは手に入らない。今、Youtubeで伊藤さんのトリプルアクセルを見ながら、セブンコーヒーを片手にこの記事を書いている。納豆のように粘っこい、ネバネバ・・・ネバーギブアップの精神を、目から口から、自分の中に取り入れていこうという作戦である。