人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【小泉孝太郎、ふなっしー】新境地を開拓する

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昨年、TBSドラマ『下町ロケット』で、阿部寛が率いる佃製作所の前に立ちはだかるサヤマ製作所社長・椎名直之を好演した、俳優の小泉孝太郎さん。2001年に小泉純一郎総理(当時)の息子として、鳴り物入りで芸能界入り。これまでは”イケメンで育ちがいい”という地のままで演じることができる好青年の役が多かったが、初めての悪役に挑んだ。

個人的に『下町ロケット』は大好きで、原作も読んだし、ドラマも楽しみに見ていたのだが、この椎名というのはあの手この手を使って佃製作所を潰そうとする、本当にムカつく奴なのだ!週刊ポストの<イラッとさせられた登場人物ランキング>で椎名が1位になったという結果には納得である。視聴者からも、「ムカつく」「嫌いになった」という声が殺到したらしいが、それだけ悪役がハマっていたということだろう。

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千葉県船橋市の非公認キャラクター、ふなっしー。中の人の巧みな話術とキレキレの動きが大人気で、今やくまモンとともにゆるキャラ界の頂点に君臨している。

そんなふなっしーが先日、フジテレビ『ふなっしー探偵』でドラマ初主演を果たした。ゆるキャラが主演のドラマがゴールデンタイムで放送されるのは、もちろん初めてのことである。ふなっしーは会話はできても表情は変わらないので、どんな演技をするのかと注目していたのだが、これが意外とサマになっていた。「今回は結構シリアスなシーンや泣かすシーンがあったので、そこはロバート・デ・ニーロの映画を見ながら学んだなっしー!」という成果?が出ていた気がする。

すでに抜群の人気と知名度があるにも関わらず、小泉さんは作り上げてきた好青年のイメージが崩れ落ちることを覚悟の上で悪役を引き受けた。ふなっしーはいつものハイテンションとは異なるシリアスな演技にあえて挑んだ。大変なエネルギーを要することを、自ら選択する。なかなかできることではない。二人のように現状に甘んじることなく、積極的に新境地を開拓する人は、きっとこれからも多方面で重宝されると思う。