読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【宮里藍、高木美帆、柳楽優弥】人生のアップダウンを楽しむ

f:id:skipp-beat:20160111115337j:plain


プロゴルファーの宮里藍選手。 東北高校3年生のときにミヤギテレビ杯でツアー史上最年少優勝を果たし、プロに転向。2006年からは拠点をアメリカに移し、これまでに米ツアーで9勝。2010年にはゴルフ世界ランキングで日本人初の1位に上り詰めた。

しかし、大きな武器であったパットが不振に陥り、2012年以来、優勝から遠ざかる日々が続いている。昨シーズンはトップ10フィニッシュが一度もなく、夏場には5試合連続の予選落ちも味わったが、最終戦で14位に入って2年ぶりのシード復帰を決めた。

f:id:skipp-beat:20160111115551j:plain


スピードスケートの高木美帆選手。15歳でバンクーバー五輪代表選考会の1500mを制し、日本スピードスケート史上最年少でオリンピック代表となり、”スーパー中学生”と騒がれた。

しかし、五輪後に周囲の期待とのはざまで試行錯誤。本調子とはほど遠い状態でソチ五輪の代表選考会を迎え、全種目5位で落選。「4年かけて五輪で上位を狙えるところにいきたい。平昌では絶対にやってやりますよ」と雪辱を誓った。この言葉通り、昨年末の全日本スプリント選手権で初の総合優勝。シニア日本一の座に就いた。

f:id:skipp-beat:20160111120037j:plain


俳優の柳楽優弥さん。 14歳のときに映画『誰も知らない』是枝裕和監督)でデビュー。史上最年少でカンヌ国際映画祭の「最優秀男優賞」を受賞し、”天才子役”として名を馳せた。

しかし、その後はプレッシャーから体調を崩し、一時期は俳優活動を休止。薬物の過剰摂取で病院に運ばれて「自殺未遂」と報じられたり、生活に困窮して居酒屋でアルバイトをしていたこともあったが、2009年に結婚した女優の豊田エリーさんに支えられて完全復活。昨年はNHKの朝ドラ『まれ』で好演技を見せた

「人生というのが一度しか乗れないジェットコースターだとすれば、吐いてでもそのアップ&ダウンを楽しむしかない」 

これはMr.Childrenのボーカル、桜井和寿さんの言葉だ。 長い人生には必ず雌伏の時がある。10代でうまくいって、あとは落ちていく一方ではなく、その後のアップ&ダウンを乗り越えて逞しく生きる。できればその過程を楽しみながら…というのが人生の醍醐味なのだろう。

18歳でプロゴルファーになった宮里選手は30歳になり、米ツアー11年目を迎える。15歳でオリンピック選手になった高木選手は21歳の女子大生スケーターに。14歳でカンヌ俳優になった柳楽さんは25歳、1児の父となった。若くして成功した人に付き物の”ジェットコースターのような人生”を、どうかこれからも楽しみながら生きていってほしいと思う。