人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【有働由美子アナ、宮沢りえ】ハプニングに動じない度量の大きさ

f:id:skipp-beat:20151220214742j:plain


今年10月27日に放送されたNHKの情報番組『あさイチ』で、有働由美子アナウンサーのつけまつげが取れるという「びっくりぽん!」な事態が発生した。直前まで放送されていた、朝の連続テレビ小説『あさが来た』の衝撃的なラストシーンに驚いたことが原因らしい。

司会の井ノ原快彦さんが笑いながらメイクさんを呼んで、有働アナも「ちょっと取ってきます」と冷静な対応を見せた。この3日後、『あさイチ』は急遽、「つけまつげ特集」を放送。ハプニングを逆手にとって、”大人の女性向け”のつけまつげの種類や、取れにくいつけ方などを紹介した。ユーモアのさじ加減が、なんとも絶妙である。

そして、つけまつげ落下の約1ヶ月後、今度はNHK山形放送局で気象予報士が生放送中に突然号泣するという事件?があった。これについて籾井勝人会長は、「某アナウンサーのように、まつげが落ちても平気でそれをカバーするぐらいの度量があれば・・・(後略)」とコメント。これは、有働アナへの褒め言葉と受け取っていいだろう。

f:id:skipp-beat:20151220221844j:plain


2013年5月、舞台『おのれナポレオン』で天海祐希さんの代役を急遽務めた女優の宮沢りえさん。準備期間2日で約130のセリフをすべて暗記し、本番では完璧な演技でスタンディングオベーションを受けた。

雑誌『SWITCH』の2015年10月号にロングインタビューが載っていたのだが、周囲からは「リスクをちゃんと考えたのか?」と止められたらしい。撮り直しが可能なドラマや映画と違って、舞台は一発勝負だ。失敗したらいろいろ言われることは目に見えている。しかし宮沢さんは、普段から「女優は求められてナンボ」だと思っていて、自分が代役をうまく果たせなかった時のことなんて全く考えていなかったとのこと。なんて素晴らしい心意気なのだろう!

有働アナは本日行われる『第66回紅白歌合戦』の総合司会を務める。意気込みを聞かれて、「つけまつげが落ちないように、ハリウッド女優さんも使っているような最強のものを使います」と報道陣を笑わせた。宮沢さんは劇中で、相手役の野田秀樹さんに「役者って、稽古すれば1日か2日でうまくなるものなの?」とアドリブを振られた際、「さあ、とりあえずやってみましょう」 と返して観客を沸かせた。ハプニングに動じないどころか、笑いにまで昇華できる度量の大きさ。まさに「あっぱれ!」の一言である。