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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【レディー・ガガ、アルベルト・ザッケローニ】相手が喜ぶ行動をする

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これはアメリカの歌手、レディー・ガガさんが、2011年に『徹子の部屋』に出演したときの写真である。全長2メートル以上のこの奇抜なファッションは、黒柳さんの”タマネギ頭”がモチーフとのこと。見上げる顔がなんだかシュールだ!

衣装をわざわざ特注するほど黒柳さんをリスペクトしているガガさんは、収録が始まってすぐに、「実はお土産を持ってきたんです」と高く結い上げた髪の中から飴玉を取り出した。なぜこんなことをしたかと言うと、これはわりと有名な黒柳さんの持ちネタ(ゲストが子供のときなどに飴玉をプレゼントしている)なのだ。世界の歌姫からの思わぬ”逆プレゼント”に、黒柳さんは大喜びだったという。

関係者から入手した情報を、知識としてのレベルに留めるのではなく、あえてパロディにして視聴者を楽しませる。この遊び心&サービス精神が素晴らしい!

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2010年~2014年の4年間、サッカー日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニさん。イタリアのセリエAACミランインテルユヴェントスという世界的にも名だたる「ビッグ3」と呼ばれるクラブで指揮をとってきた名将である。

ザックジャパンで通訳を務めた矢野大輔さんの著書『部下にはレアルに行けると説け!!』によると、ザッケローニさんが日本という地で一からチームを作る際にまずしたことは、「日本の風土と国民の気質を知ること」だったそうだ。

「日本文化をこの目で見たい」と、プロ野球やバレーボールを観に行ったり、日本食を愛してガード下の居酒屋に出かけたり、各地に足を運んだ。個人的に、2011年にさいたまスーパーアリーナで開催されたMr.Childrenのコンサートに行ったら、同じ日にザッケローニさんが来ていたこともあった。翌日のスポーツ新聞を見て知ったのだが、「同じ空間にザックさんがいたのか!」と感慨深くなった覚えがある。

ガガさんやザッケローニさんほどの実績がある人なら、「番組に出てやったぞ」「監督を引き受けてやったぞ」と、ふんぞり返ったような態度をとってもおかしくない。でも二人は、積極的に日本人が喜びそうなことをしてくれるし、日本のことを理解しようと手間暇をかけてくれる。その気持ちが嬉しいのだ!

世界をまたにかけて活躍するスーパースターは、驚くほど謙虚で、器が大きくて、相手が喜ぶ行動をとることができる。逆に言えば、こういうことができる人だからこそ、ずっとスーパースターでいられるのだろう。