人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【近藤春菜、高橋真麻】与えられた役割を全うする

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お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さん。『タレント番組出演本数ランキング』では、女性部門で2年連続1位(2012、2013年)に輝くなど、テレビで顔を見ない日がないほどの人気芸人である。

そんな近藤さんは、見た目を何かに例えられたときに、「◯◯じゃねーよ!」とお決まりのセリフでツッコむのを持ちネタにしている。一番有名なのは角野卓造さんだが、その他にもマイケル・ムーア監督、亀井静香さん、カンニング竹山さん、船場吉兆の女将、シュレックなど、バリエーションはかなり豊富だ。どれだけいじられでも嫌な顔をせず、返しが上手で、確実にその場が笑いに包まれる。売れっ子になるのも当然だろう。

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元フジテレビアナウンサーの高橋真麻さん。原稿読みが上手いのはもちろんのこと、体を張って笑いをとることを厭わない気さくな人柄が人気で、フリーになってからも多くのバラエティ番組で活躍している。

そんな高橋さんといえば、豪雨で中止になった2013年の「隅田川花火大会」の生放送が忘れられない。近隣の屋上テラスから中継リポーターとして登場したのだが、浴衣姿で全身びしょ濡れになりながらも、予定していた一般客へのインタビューをきっちりとやり遂げた。「雨が凄すぎて、逆にテンションが上がりますね!」と終始笑顔を絶やさず、楽しそうにしていて、視聴者からも「いい仕事をしていた」と頑張りを称える声が多かったそうだ。

『IQ(Intelligence Quotient)=知能指数』『EQ(Emotional Intelligence Quotient)=心の知能指数』という概念があるが、近藤さんと高橋さんは『EQ』がものすごく高いのではないだろうか。「自分がどんな役割を求められているか」や「全体の中での自分の立ち位置」をよく理解していて、その時々で与えられた役割を全うする。だから見ていて好感が持てるのだ。

お笑い芸人が誰かのモノマネをすると、本人との間に軋轢が生まれることがある。しかし近藤さんの場合は、角野卓造さんがバラエティに出た時に、「近藤春菜じゃねーよ!」と逆にネタにされることがあるくらい良好な関係を築いているし、高橋さんは箱入り娘にも関わらず、「視聴者が楽しんでくれたら」とビンタや熱湯など体当たりのパフォーマンスを買って出ている。ともに”いじりやすい存在”として共演者に好かれるので、番組からのオファーが絶えない。極めてシンプルな好循環である。