人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【末続慎吾、太田雄貴、又吉直樹】結果を出すにはそれなりの準備が必要

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2003年、パリ世界陸上男子200mで銅メダルを獲得した、末續慎吾選手。陸上の短距離種目で日本人がメダリストになるというのは本当に夢のような話で、まさに歴史的快挙と言える。

学生時代から高野進コーチと二人三脚で世界を目指してきた末續選手は、効率のよい走り方を体に染みこませるために、全盛期には一日6時間もの猛練習+腹筋を毎日2000回していたそうだ。あまりの過酷なメニューに、走っている途中でフラフラになって突然バタッと倒れることもあったという。

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先日、モスクワで行われたフェンシング世界選手権の男子フルーレで優勝した太田雄貴選手。2008年の北京五輪で銀メダルを獲得し、一躍スターダムにのし上がった。

著書『騎士道』によると、太田選手は小学校3年でフェンシングを始めて以来、4270日もの間、一日も休むことなく練習を続けてきたそうだ。それまでの日本フェンシング界は、全日本選手権で優勝するような強い選手でも世界に太刀打ち出来ない状態だったが、「日本フェンシング史上最高の才能」が血の滲むような努力の日々を積み重ねたことで、分厚かった世界の扉をこじ開けたのである。

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『火花』で芥川賞を受賞した、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん太宰治をリスペクトしている又吉さんは大変な読書家で、今まで通算2000冊の本を読んできたそうだ。

「読書家=文才がある」とは限らないが、たくさんの本を読んで、たくさんの言葉や文章が頭に入っている(インプットされている)というのは、作品を書く(アウトプットをする)上でも大いに役立ったのではないだろうか。

この三人の共通点は二つある。一つ目は、「日本人初の短距離種目メダリスト」「日本フェンシング初の五輪メダル」「芸人初の芥川賞」とそれぞれの分野で先駆者になったということ。そして二つ目は、結果を出すまでにそれ相応のことをやってきた。つまり、「量をこなすことで質が高まる=量質転化の法則」を地で行ってきたということだ。

他人から見ると奇跡だと思えるようなことでも、本人にとっては十分根拠があったに違いない。何の準備もしていないのにたまたま運良く結果が出る。そんなムシのいい話は存在するわけがないのだ!