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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【中田英寿、桜木花道、ピサの斜塔】基本が大事

 

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2006年に現役を引退した、元サッカー日本代表中田英寿さん。21歳で海を渡り、セリエAプレミアリーグで活躍した中田さんは、サッカーをする上で ”基本” を何よりも大切にしてきた。

「派手で美しいプレーを見せようと思ったら、地味な練習を死ぬほどしないと。基本があれば1を100にだってできるんだから。基本がない選手はいつか消えていく」

この言葉通り、地味な対面パスの練習をひたすら繰り返し、基礎技術を磨いて、一瞬のチャンスをモノにした結果が、セリエAデビュー戦でユベントスから奪った2ゴールであり、ピアチェンツァ戦で決めたオーバーヘッドだったのだ。

何事も”基本があっての個性”。これはサッカーだけに限ったことではない。

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井上雄彦さんの不朽の名作『スラムダンク』の主人公、桜木花道

湘北高校でバスケ部に入った花道は、派手なスラムダンクをドカン!とやりたくてたまらないのだが、「初心者だから基礎からみっちり」という部の方針で、一人だけ体育館の隅っこで地味なドリブルの練習を命じられてしまう。ブチ切れた花道に対して、赤木キャプテンがかけた言葉がこれだ。

「基本がどれほど大事かわからんのか!ダンクができようが何だろうが、基本を知らん奴は試合になったら何もできやしねーんだ!」

ダンクやアリウープなど、華やかで派手なプレーに憧れる気持ちはわかるが、あくまでも”基本があっての個性”。この順番を間違えてはいけない。

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イタリアに「ピサの斜塔」という建物がある。ご覧の通り、傾いていることで有名になったのだが、その原因は、海沿いで地盤が弱かったのと、”基礎工事が不十分だったため”だと聞く。

スポーツでも建築でも、基本練習や基礎工事を怠るとやがて大きな負のフィードバックとなって返ってくる。逆に、これらをしっかりやっておけば、最初は時間がかかっても後から順調にいくようになる。そして、基本や基礎のレベルが高ければ高いほど、その選手は強くて、その建物は頑丈なのだと思う。