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人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【高橋尚子】10年続けて一流になる

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シドニー五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した「Qちゃん」こと高橋尚子さん。

陸上界のスーパースターである彼女も、高校時代は全国的には全くの無名選手。高2のときに出場した都道府県対抗女子駅伝では、2区を走って区間45位(47人中)という記録が残っている。エースが出場しないつなぎの区間で、後ろから3番目という順位。しかも9人に “ゴボウ抜かれ” されていた。

それから10年後である。当時の五輪最高記録で金メダルを獲得したのは!

例えば、インターハイを高校新記録で優勝し、都道府県対抗女子駅伝でも高校生で区間賞をとるような選手だったら、多くの人にとってQちゃんは「昔から凄かったんだなぁ」と雲の上の存在でしかなかっただろう。

しかしそうではなくて、インターハイは予選落ち、駅伝でも区間45位だった選手が、10年間コツコツ練習をして世界の頂点を極めたという事実は、私たちに親近感を与えてくれ、そして何より「努力を継続することの大切さ」を教えてくれたと思う。

マルコム・グラッドウェルは、著書『天才!成功する人々の法則』の中で、「世界レベルの技術に達する(天才になる)には、どんな分野でも1万時間の練習が必要だ」と言っている。1万時間とは、毎日3時間のトレーニングでおよそ10年。何事も結果が出るまでには10年ぐらいかかるのだ。

だから焦らないで、人生を長いスパンで考えること。あとはコツコツ継続あるのみ。