人生で大切なことはすべてアスリートから学んだ

優れた成績(結果)を残す選手には、必ず理由(原因)がある。アスリートがプレーで表現してくれたことを、わかりやすい文章に落とし込んで発信します。

【内山高志】日本ボクシング界を引っ張ってきた「KOダイナマイト」が引退

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内山高志が引退表明「思い残すことはない」国内歴代3位の連続防衛11度(7/29 スポーツ報知より)

 プロボクシング前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(37)=ワタナベ=が29日に都内のテレビ東京で会見を開き、現役引退を表明した。国内歴代3位となる連続防衛11度を果たした内山は「今日で引退することを決めました。ファンの方々、本当にありがとうございました。100%(練習で)追い込めない自分が試合に出るのはどうなのかなと思った。思い残すことはない」と語った。
 内山は2005年7月にプロデビュー。07年9月に東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得し5度防衛。10年1月にはWBA世界同級王者となった。15年2月には日本人初のスーパー王者に昇格した。16年4月の12度目の防衛戦でジェスレル・コラレスパナマ)に2回KOで敗れ王座陥落。同年大みそかにコラレスと再戦したが、1―2の判定で敗れた。


ついにこの日がきてしまった・・・。日本歴代3位の「ボクシング世界王座11連続防衛」を達成した、内山高志選手(ワタナベ)が引退を表明。一番の理由は「モチベーションの低下」ということだ。

2・3年前から、少しずつ体の反応が鈍っていると感じていたそうで、「前みたいに練習を追い込めない。100%でできない自分が試合に出るのはどうなのか」「以前のように死ぬほど努力できない人間が、リングに上がるのはちょっと違う」

個人的に、ボクサーはみんな我が強くて、「まずは自分!」というようなイメージがあったのだけど、内山選手はきっとそうではなくて、人を見るような目線で自分のことを冷静に、客観的に見られる人なのだと思う。

ファンは全盛期の面影を忘れられないもの。だから自分(内山選手)が試合をするなら、「KOダイナマイト」という異名がついたほどの豪快なTKO勝ちが見たいはず。”そこそこの出来”でいいのならまだできるけど、観客が満足してくれるような”圧巻の試合内容”はもう見せられないから辞める。「引き際の美学」が素晴らしい!

そんな内山選手は”猫好き”で知られていて、ブログにもよく愛猫が登場している。今後のことはまだ未定だそうだが、冗談半分で「のんびり猫カフェでもやりたい」

リングの上で戦っている姿とのギャップがたまらないけど、せっかくだから「猫がいるボクシングジム」の経営なんてどうだろう。ボクサーの卵たちがストイックにトレーニングに励む横で、猫が気持ちよさそうにスヤスヤ寝ている。想像するだけで、なんだかとてもシュールだ!

 

内山高志選手から学んだこと

アスリートの「引き際」には人間性が出る。

 

【北島康介、松田丈志】現役を引退した二人が、世界水泳の「メディアレース」に出場!

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北島康介さんが自由形披露 メディア関係者リレーに出場(7/28 スポーツニッポンより)

◇水泳・世界選手権第14日(2017年7月27日 ハンガリーブダペスト
 大会を取材する各国のメディア関係者によるリレーに、五輪金メダリストの北島康介さんが出場した。
 世界選手権のプールで泳ぐのは選手として出場した13年バルセロナ大会以来。テレビ解説者として現地入りする松田丈志さん、高橋繁浩さん、シンクロの川嶋奈緒子さんとオリンピアンでチームを編成し、平泳ぎではなく自由形で、気持ち良さそうに泳いでいた。


2年に一度、開催される『世界水泳』には、各国のメディア関係者による「メディアレース」なるものがある。ルールは、4×50メートルで、泳法は何でもOK。

今大会の日本(テレビ朝日)のメンバーは、第一泳者=松田丈志さん(リオ五輪800mリレー銅メダル)、第二泳者=北島康介さん(アテネ北京五輪平泳ぎ2冠、第三泳者=高橋繁浩さん(ロサンゼルス、ソウル五輪代表)、第四泳者=川嶋奈緒子さん(アテネ五輪シンクロ銀メダル)。なんと全員がオリンピアンである。

トビウオジャパン”の平井伯昌コーチも見守る中、トップバッターの松田さんは、得意のバタフライで自由形の選手をリードする場面も。そして、北島さんは平泳ぎではなく自由形を披露!初めて見たけど、普通にめちゃくちゃ速い(しかもノーブレだった!)。高橋さんは、最初は平泳ぎだったが、途中から自由形に変更。アンカーの川嶋さんは、アメリカ(NBC)にかわされたものの2着でゴール。このレース後のインタビューがかなり面白かったので、書き起こしてみる。

アナ「北島さんとリレーを組むと、やはり特別な思いがあるんじゃないですか?」
松田「やっぱそうなると、”手ぶらでは帰れない” ですよね(笑)」
アナ「北島さん、今、何か言えることはありますか?」
北島「いや、”何も言えねぇ” っしょ、やっぱり(笑)」
アナ「4人で泳ぎ切りました。今、改めて、どれぐらい気持ちいいですか?」
北島「いや、もう言っちゃってるからね。”チョー気持ちいい” けど、言っちゃってるから。一番ダメなパターンだよ(笑)」


アナウンサーの誘導が露骨すぎてウケるwww。このインタビュー中も、レース中も、4人は終始笑顔!スタート台でリレーの引き継ぎを待っているときは、現役選手なら緊張で顔がこわばったりするもの。でも、この4人は全員が飛び込む直前まで白い歯を見せていたし、解説をしていた寺川綾さんもしゃべりながら思いっきり笑っていた。楽しそうな人を見ていると、見ているコチラも自然と楽しい気分になる!

余談だけど、2011年『世界水泳 上海』のメディアレースには、日本代表として松岡修造さんが一人で出場。25メートル毎に、「バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→自由形」と勝手に泳法を変えて(まさに一人個人メドレー!)、なんと優勝しているのだ!

世界水泳』はキャスターを務めているだけでなく、出場して優勝経験があったなんて、改めて「松岡修造」という男の偉大さを実感した。

 

北島康介さん&松田丈志さんから学んだこと

楽しい気持ちは周囲に伝染するもの。

 

【大阪桐蔭、履正社】センバツ決勝を戦った2校が、大阪大会の準決勝で激突!

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大阪桐蔭履正社との「センバツ決勝」対決8―4で制し甲子園王手(7/29 スポーツ報知より)

全国高校野球選手権大阪大会 ▽準決勝 履正社4―8大阪桐蔭(29日・シティ信金スタ)
 センバツ決勝と同カードとなったライバル対決は、大阪桐蔭に軍配が上がった。0―0の3回2死二塁で1番・藤原恭大中堅手(2年)の左前適時打で先制。直後に3点を返されたが、2点を追う4回1死二、三塁で6番・根尾昂右翼手(2年)の二ゴロの間に1点を奪うと、5回1死走者なしから9番・徳山壮磨投手(3年)の左越えソロで一時同点に追いついた。
 6回に1点を勝ち越されたが、7回先頭から3連打で2点を返して逆転。5―4の9回1死一、三塁には、根尾の右翼線への適時二塁打で2点を追加するなど、15安打を浴びせて8得点。両チーム合計25安打の乱打戦でセンバツ王者の底力を見せつけ、30日の決勝では大冠と対戦する。


事実上の「日本一決定戦」と言っても過言ではない一戦は、大阪桐蔭に軍配が上がった。この組み合わせを聞いた多くの高校野球ファンは、「ベスト4で当たるなんてもったいない」と嘆いたり、蓮舫さんの言葉ではないけれど「(大阪の代表は)2校じゃダメなんでしょうか」と思ったりしたことだろう。

大阪は全国で唯一、”シード制”を採用していないため、この両校を決勝まで対戦しないようにすることができない。仮に、大阪から2校出場できることになったとしても、「北大阪」と「南大阪」に分けた場合、大阪桐蔭履正社も「北」に入るので、夏の甲子園に揃って出ることは不可能。なかなかうまくいかないものだ。

この試合が行われた「大阪シティ信用金庫スタジアム」(舞洲球場)は、最寄り駅から15~30分ほどバスに乗って行かないといけないくらい、アクセスが不便な場所にある。しかし、試合前に約7000人が座れる内野席はほぼ埋まり、特別に開放された外野席でも多くの人が戦況を見守っていた。これなら「京セラドーム」でやってもよかったんじゃないかと思うほどの、注目度の高さである。

個人的に、大阪桐蔭はとにかく「勝負強い」というイメージがある。ここぞという大事な試合は落とさないし、なんやかんやで最後は絶対に勝つ、というかんじ。全国各地から有力選手を集めているけど、やっぱり日々の鍛錬の賜物だと思う。

そんな彼らを率いる西谷浩一監督といえば、スナック菓子の「ベビースターラーメン」が大好物なことで有名だ。教え子の阪神藤浪晋太郎選手が、昨年差し入れで贈った600袋はすぐになくなったため(驚きの消費ペース!)、今年は750袋に増やしたそうだが、今ごろはもう全部腹の中に収まっているかもしれない。

【安田功、安田尚憲】全国高校駅伝を制した父、明治神宮野球大会を制した息子

それにしても、履正社の4番、安田尚憲(ひさのり)選手を甲子園で見られないのは残念でならない。自分は陸上が好きなので、最初は「全国高校駅伝を制した、大阪薫英女学院の安田功監督の息子さん」という目で見ていたのだけど、「東の清宮、西の安田」と言われるようになった今は、父親知名度を超えた感がある。

「3年間、勝ったり負けたりしのぎを削ってきて、最後は勝てれば良かったが、精いっぱいやりました」長野五輪で金メダルをとれなかった、スキージャンプ葛西紀明選手(土屋ホーム)が今も第一線で活躍しているように、人生の早い段階で味わった悔しさは、のちのちの大きな原動力になる。プロ志望届を出せば、確実に上位で指名される逸材。次のステージでまた頑張ってほしい。素晴らしい試合を見せてくれた、両校の球児にあっぱれ!

 

大阪桐蔭高校履正社高校の球児から学んだこと

競い合えるライバルの存在は、自分を強くしてくれる。

 

【松本薫、長谷川滋利】書道で表彰された柔道家、ゴルフの「全米アマ」に出場する元大リーガー

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松本 書道展表彰式に出席、出産後初の公の場 既に稽古再開(7/24 スポーツニッポンより)

 柔道女子57キロ級の松本薫(29=ベネシード)が、東京都内で行われた毎日書道展の表彰式に出席した。今月13日に第1子となる長女の出産を発表した松本が公の場に姿を現すのは、昨年11月の結婚発表会見以来、約8カ月ぶり。
 書道展では大字書部に「歩」と書いた作品を初出展して佳作賞を受賞。類いまれな才能を発揮し「柔道以外で賞を獲ったことがなかったのでびっくりしてます」と喜びを語った。「自分の子は泣いていても可愛い」と目尻を下げたが、産後1カ月でトレーニングを再開。「畳の上では“野獣”でいないと勝てない」と畳上の稽古も週1、2回のペースで行っている。「書道も柔道も“道”なので極めないと。柔道は東京五輪で金メダル、書道は(佳作賞より上の)毎日賞を目指したい」と意気込んだ。


世の中には、「何をやってもできる人」がいる。本業で実力があるのはもちろんのこと、副業や趣味でも人並み以上の結果を残す。才能もあって、力の入れどころや抜きどころ、正しい努力のやり方を知っている。いわゆる”センスがいい”人。

例えば、柔道家松本薫選手(ベネシード)と元メジャーリーガーの長谷川滋利さんなんて、まさにその典型かもしれない。

松本薫選手の、この一年間の歩みを振り返ってみる>

① 昨年8月、リオ五輪女子柔道57キロ級で銅メダルを獲得
② 10月の「金沢マラソン」に出場し、3時間59分21秒で完走
③ 11月に大学時代から8年間交際していた、料理人の男性と結婚
④ 今年2月から書道を習い始める
⑤ 7月13日に長女を出産
⑥ 7月23日に「毎日書道展」の表彰式に出席(佳作賞を受賞)←今ココ!

本業の柔道で銅メダルを取り、ゲストランナー(いわば副業)のフルマラソンは、初挑戦でいきなり「サブ4」を達成。結婚→出産という女性としての幸せも掴み、このたび2月から習い始めた書道で「毎日書道展」の佳作賞を受賞した。なんてハイスペックなんだろう!

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ちなみに、これが受賞作の「歩」という文字。達筆すぎて読めない!審査員の方には、字の”スピードと勢い”が高く評価されたそうだ。「書は体を表す」という言葉があるけれど、なんとなく松本選手の柔道スタイルと相通じるものがあるような気がする。

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長谷川滋利氏、全米アマ切符獲得!元大リーガーがゴルフで快挙(7/26 サンケイスポーツより)

 ゴルフ・全米アマチュア選手権・予選会(24日、米カリフォルニア州ミッションビエホCC=6924ヤード、パー71)プロ野球オリックスや米大リーグで投手として活躍した長谷川滋利氏(48)が24日、ゴルフの「全米アマチュア選手権」の予選会を突破し、本大会(8月14~20日、米カリフォルニア州リビエラCCほか)への出場権を獲得した。
 米国に拠点を置く長谷川氏は、これまでオリックスのシニアアドバイザーを務めつつ、ゴルフの腕前も磨き続けていた。本戦で優勝を果たせば来年のメジャー「マスターズ」(4月5~8日)などに出場できる。 


メジャーリーグで9年間活躍し、現在はオリックスのシニアアドバイザーを務めている長谷川滋利さんが、ゴルフの「全米アマチュア選手権」の予選会を突破!プロ野球選手でゴルフをやっている人はたくさんいるけど、世界中のトップアマが集まる大会に出場できるなんて、これは物凄いことだ。

2015年からロサンゼルス地区のアマツアー参戦して、今季は7戦4勝。これだけのゴルフの腕前に加えて、英語もペラペラ。著書もたくさん出版していて、投資家・実業家としての顔も持っている。なんてマルチな才能の持ち主なんだ!

思い起こせば、現役時代から「知的でクレバー」な雰囲気を醸し出していたように思う。明らかに「スポーツバカ」というかんじではなかった。だからきっとゴルフも、”感覚”ではなく、”理詰め”で考えてやっているのだろう。現在48歳。あと2年たてばシニアツアーに参加できるし、これからますます活躍しそうな予感がする。

三流は趣味がない。二流は趣味を遊びだと捉えている。
一流は仕事と同じぐらい、趣味を極めようとする。
(一流役員が実践している仕事の哲学/安田正)


仕事以外の楽しみ(趣味)は、自分で探すしかない。なかなか見つからないかもしれないし、見つかったとしても、二人のように「周囲の人から一目置かれるようなレベル」にはならないかもしれない。でも、充実した人生(=花がたくさん咲いた花壇)にするために、色々なことに興味を持って、チャレンジして、種を蒔いておくことが大事だと思う。

 

松本薫選手&長谷川滋利さんから学んだこと

一流の人は仕事と同じくらい、趣味を極めようとする。

 

【船木和喜】百貨店でアップルパイを売りながら、現役を続ける金メダリスト

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「ジャンプの船木」百貨店でパイ売り 現役続行の陰で(7/23 朝日新聞デジタルより)

 スキージャンプ長野五輪金メダリスト、船木和喜さんは従来型の支援体制から飛び出し、42歳のいまも現役選手として飛び続けている。アップルパイの販売を手がける経営者としても、後進の支援に独自のスタイルを模索する。東京五輪が3年後に近づくなか、スポーツ選手を支え、育てる体制は十分なのだろうか。(※写真も同記事より引用)


7月24日で、「平昌五輪まであと200日」となった。オリンピックが近づいてくると、「あの人は今」みたいなかんじで、過去のメダリストの近況が話題になる。

1998年長野五輪で金2、銀1、合計3個のメダルを獲得した、スキージャンプ船木和喜選手の現在の様子が、7月23日の朝日新聞デジタルに掲載されていた。上記記事、続きがけっこう長かったので、簡単にまとめてみる。

■ 今も現役を続ける傍ら、アップルパイの販売を手がける経営者をしている。
■ 年に十数回は全国の百貨店を回り、催事場でアップルパイを売っている。
■ 故郷の北海道余市町産のリンゴを使って、何かできないかなと思った。
■ パイの重さは、長野五輪の金メダルとほぼ同じ。
■ 最初は信用がなくて、催事場への出店契約はすぐには結べなかった。
■ 今も売り上げは厳しい(船木選手が行かないと売れない)
■ 売り上げでジャンプをやる子供たちを支援。これまでに贈った用具は6500点以上。
■ 北海道江別市に小さなジャンプ台を手作りで整備。「子どもが競技を始めるきっかけにしたい」。
■ 12年には選手の受け皿を増やすため、北海道恵庭市の専門学校にスキー部を作った。


今は、現役ジャンパー、経営者、スキー部の指導者という「3つのわらじ」を履いて、頑張っているようだ。別にお金持ちになりたいわけではなく、生活に困っているわけでもなく、すべては「次世代の支援」のため。五輪でメダルを獲ったあと、高級車や高級時計など”私利私欲”に散財するアスリートも多いのに、その志の高さには本当に頭が下がる。

活動費用を賄うためのスポンサーも、飛び込み営業をして見つけてきたそうだ。言うまでもないことだが、船木選手は”オリンピックの金メダリスト”である。自分一人だけなら、ジャンプの解説やコーチ、講演などで十分に食べていけるはず。きっとそれが一番”楽な生き方”なのに、プライドを捨てて、時には「お前、もう終わった人間だろう」と罵言を浴びせられても、自分の足で1万社ぐらい回って資金を集める。これはなかなかできることではない。

昨年1月に現役引退を表明した、元なでしこジャパン海堀あゆみ選手が、今年5月から九州女子リーグの「熊本ルネサンスFC」で現役に復帰した。現在は慶応大学に在学中で、平日は女子サッカー部の指導をして、週末に熊本に通っているそうだ。移動の時間と労力をかけてでも、女子サッカーに恩返しがしたかった」

五輪やW杯で「世界の頂点」を極めたアスリートが、競技の裾野を広げるため、そして後進の育成のために、実に”泥臭い生き方”をしている。傍から見ると、「そこまでしなくても・・・」と思ったりもするけど、行動に筋が通っているし、一人の人間としてすごく素敵でカッコいい。

長野五輪で金メダルが取れなかった悔しさをバネにして、今も第一線で飛び続けている葛西紀明選手(45歳)も相当すごいと思うけど、現役選手のまま、次世代を支援することにも取り組んでいる船木選手(42歳)も、同じくらい”レジェンド”だと思う。彼のお店の名前は「王様の工房」。金メダルと同じ重さのアップルパイを、いつか自分も食べてみたい。

 

船木和喜選手から学んだこと

楽をしないで、泥臭く生きている人間は魅力的。

 

【大橋悠依】「竹内結子似」の美女スイマー、初めての世界水泳で銀メダル!

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大橋悠依 女子200個人メドレーで銀 日本勢初メダル「思い切っていった」(7/25 スポーツニッポンより)

 水泳世界選手権第11日は24日、ハンガリーブダペストで行われ、競泳女子200メートル個人メドレー決勝で大橋悠依(21=東洋大)が2分7秒91の日本新記録で2位に入り、初のメダル獲得を果たした。今井月(16=豊川高)は2分9秒99で5位だった。
 最初のバタフライを3位で入ると、背泳ぎで2位に上がり、平泳ぎ、自由形でも順位をキープして日本勢初のメダルに輝いた。
 ▼大橋の話 とにかく思い切っていこうと集中してがむしゃらに泳いだ。準決勝はベストではなく不安だったが、調子のいいことはわかっていたので自分を信じて泳いだ。4個メ(400メートル個人メドレー)は前半から飛ばして自己ベストを出したい。


ハンガリーで行われている『世界水泳』の女子200メートル個人メドレーで、大橋悠依選手(東洋大)が日本新記録で銀メダル!!準決勝はギリギリの8位で通過。決勝は8コースだったので、あまり期待しないで見ていたら(失礼)、まさかこんなに素晴らしいレースになるとは!

今から5年前、ロンドン五輪の女子100メートル平泳ぎ決勝に出場した鈴木聡美選手(ミキハウス)が、一番端っこの1コースからガシガシ追い上げて銅メダルを獲得したとき、「こんなことがあるのか!」と大興奮したのだけど、あのレースのデジャブかと思ったほど。

水泳では、「タイムを出している選手が強いのではなく、そのレースで勝った選手が強い」と言われるが、大橋選手はまさに「強い選手」である。初めての世界大会で、自己ベストを2秒以上縮める圧巻の泳ぎで銀メダル。レースに調子を合わせられる、本番で結果を出せるというのは、アスリートとしての大きな魅力だと思う。

大きな大会で結果を残して、顔が売れた選手は、「芸能人の◯◯に似ている」と言われたりする。例えば、リオ五輪で銅メダルを獲得した卓球の水谷隼選手は波田陽区さんに、バドミントンの奥原希望選手は横澤夏子さんにそっくりだと話題になった。このように、相手がお笑い芸人さんの場合は、当人同士がネタにしても許される(むしろ歓迎される)雰囲気があるけど、女優さんの場合はリアクションが難しい。

今年4月の『日本選手権』で大ブレイクを果たした大橋選手は、「竹内結子さん似」と新聞に大きく取り上げられた。この件に関して、本人は「後輩に竹内さんに謝れ、と言われた。散々いじられた」。調子に乗るでもなく、過剰に卑下するでもなく、なんとも絶妙なコメントである。写真を見てもわかるように、スッピンでこの美貌。これは人気が出そうだ。

今回、世界水泳の銀メダリストとなった大橋選手だが、実は2個メは本職ではない。得意種目は大会最終日に行われる400メートル個人メドレーで、今季世界ランキング1位のタイムを持っている。複数メダルだって夢じゃないあれもこれも。遅咲きの美女スイマー、21歳の輝くウルトラソウルが見たい!

 

大橋悠依選手から学んだこと

ここぞという大事な場面で、結果を出せる人は魅力的。

 

【織田裕二、中井美穂】11大会連続で世界陸上のキャスターを務める名コンビ!

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織田裕二“ボルト愛”熱弁「どういう結末を迎えるか想像つかない」(7/22 サンケイスポーツより)

 俳優、織田裕二(49)と元フジテレビのフリーアナウンサー中井美穂(52)が21日、東京都内で行われた8月4日スタートのTBS系「世界陸上ロンドン」の制作発表に出席した。2人は1997年のアテネ大会から20年にわたりメインキャスターを務め、今回で11大会連続となる名コンビ。
 毎回、熱いコメントで人気の織田は今大会がラストランとなるジャマイカのウサイン・ボルト選手(30)について「もはや陸上選手を超えたスケール。ベルリン大会での世界新記録や(韓国)テグ大会ではフライングがあったり…。今回はどういう結末を迎えるか想像もつかない!」と早くもヒートアップしていた。


8月4日から、2年に一度の夏の風物詩、『世界陸上ロンドン大会』が開幕する。大会のメインキャスターを務めるのは、11大会連続となる織田裕二さんと中井美穂さんの名コンビ。もうこの2人のいない世界陸上なんて考えられない!

MCデビューは今から20年前、1997年のアテネ大会。今年6月の『日本選手権』で短距離2冠を達成した、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(18歳)が生まれる前から、陸上競技の魅力や感動を伝え続けてきた。

最初のころは、「さあみなさん、おまんたせいたしました!」(テンションが高すぎる)、「なぁ~にやってんだよ、為っ!」(選手へのリスペクトがない)など、奔放な発言が物議を醸した時期もあったが、今では「熱く盛り上がる織田さん」と「冷静に番組を進行する中井さん」の ”夫婦漫才” のような掛け合いが、すっかりお茶の間に定着した感がある。

私たち人間は、”接する回数が多くなればなるほど、好意を持つようになる”と言われている(※心理学用語で「ザイアンスの法則」または「単純接触効果」)。例えば、毎朝の通勤電車で顔を合わせる人や、会社のビルの守衛さん。別に友達ではないし、よく考えてみれば名前も知らないのだけど、なぜか親しみを感じてしまうのは、「同じ時間に、同じ場所で、いつも見かける」からだ。織田さんと中井さんも、この典型的な事例ではないだろうか。

二年に一度、世界陸上をテレビで見れば、いつも2人がセットで画面に映っている。これを10回も繰り返せば、当初は「素人に何がわかるんだ」「所詮はタレントだろ」と批判的な目で見ていた人も、次第に「他の人だと違和感がある」「よく勉強している」などと肯定的に捉えるようになる。

”俳優・織田裕二”の代表作といえば、『東京ラブストーリー』や『踊る大捜査線』があるけれど、今となっては「カンチ」よりも「青島俊作」よりも、「世界陸上でのキャスター姿」が真っ先に思い浮かぶ、という人も多いだろう。中井さんの相方も、夫の古田敦也さんより織田さんのイメージの方が強いかもしれない。陸連から「大会を茶化してほしくない」などとクレームを受けたり、視聴者からいろいろ言われながらも、二人で足掛け20年間、愚直にMCを続けてきたことは称賛に値すると思う。

「つづけよう。この世界で継続に勝るものはない。素質も、天賦の才も、教育も、その代わりはできない。継続と決意だけがすべてを可能にする」(『マネジメント 絶対法則40』/スチュアート・ワイアット著)


ロンドン大会は、ウサイン・ボルト選手のラストランとなる。スーパースターの”最終章”を見届けた織田さんは、いったいどんな言葉を発するのか。そして、中井さんはレインボーブリッジならぬマシンガントークを封鎖して、予定通り進行することができるのか。日本とロンドンの時差は8時間。「All my treasures」を聞きながら寝不足と戦う日々が、いよいよ来週から始まる!

 

織田裕二さん&中井美穂さんから学んだこと

継続に勝るものはない。愚直に続けていれば、やがて周囲に認められるようになる。